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地球・環境

「東京の天候は東南アジア化」 研究発表を受け市民らが“エスニック料理店前”で座り込み

「東京の夏が東南アジアっぽい」――そんな研究結果を真に受けた人たちが、エスニック料理店の前で座り込みを開始。

ヒートアイランド現象の研究を進める御茶ノ皆大学の研究室は昨日未明、「近年の東京の夏は、気温や湿度などの条件から、体感として東南アジアを思わせる日が増えている」とする研究結果を発表した。

研究チームは、都市部の気温上昇や高い湿度により、東京の夏は年々厳しさを増していると分析。「東南アジアの気候そのものになったわけではない」と前置きしつつも、「体感はかなり近づいている」と説明している。

この発表を受け、同大学の卒業生らおよそ200人は「東南アジア化する天候に徹底的に抗う」と宣言。しかし、天候という人間には制御できない相手に抗議する方法を数時間にわたり議論した結果、良い方法が思いつかず、仕方なく「東南アジアを連想させるものへ意思表示を行えば、暑さへの問題提起になる」との結論に達したという。

参加者らは今日未明、都内の複数のエスニック料理店前で座り込みを実施。「料理に抗議しているわけではなく、あくまで気候への意思表示です」と説明し、店舗への配慮から出入口や通行の妨げにならない場所を選んで静かに座り込んだ。そのため、営業への影響は確認されず、店側から苦情は一件も寄せられなかったという。

一方、SNSでは「それでは誰にもメッセージが伝わらない」「配慮しすぎて抗議活動になっていない」といった声が上がる一方、「店の営業を妨害しない姿勢だけは評価できる」「全員が礼儀正しく帰っていったのは好感が持てた」といった意見も見られた。

なお、御茶ノ皆大学は今回の行動について「大学として関与したものではなく、卒業生による自主的な活動」とコメントしている。