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社会・心理

コンテンツの面白さには“パターン”があった? 韓流ドラマ研究の第一人者が分析結果を発表

「これは研究です。」そう言いながら韓流ドラマを見続けた教授が発見したのは、ヒット作に共通する"ある法則"でした。

映像コンテンツや映像文化の分析を専門とする座命館大学の重白教授は今日未明、韓流ドラマには「財閥の令嬢・御曹司」や「記憶喪失」といった展開が繰り返し登場する傾向があるとする研究結果を発表した。

研究のきっかけは、教授自身が今年5月頃から韓流ドラマを見始めたことだったという。当初は「1作品だけのつもり」だったものの、気づけば睡眠時間を削りながら次々と視聴を続ける生活となり、複数の作品を確認するうちに、財閥の息子や娘、記憶喪失、出生の秘密など、共通する展開が数多く存在することに気付いたとしている。

この発見を受け、重白教授は「これは研究としてもっと整理する必要がある」と自らに言い聞かせ、韓流ドラマの視聴をさらに加速。単なる娯楽にならないよう、紙とペンを片手に視聴するという独自の研究手法を導入した。しかし、感動的な場面では涙でメモがにじみ、登場人物に感情移入しすぎてメモそのものを取り忘れることも少なくなかったと会見で明かした。

3か月に及ぶ分析の結果、こうした王道パターンは視聴者に既視感を与える一方で、「次の展開がある程度予想できる安心感」と「期待を裏切らない満足感」があり、韓流ドラマに夢中になる要因の一つになっている可能性が高いと結論付けた。

一方で、教授は「ごく稀にバッドエンドの作品が紛れ込んでいる」とも指摘。「視聴者の精神的ダメージを考慮し、作品冒頭に『この作品はバッドエンドです』という注意書きを表示する制度も検討されるべきではないか」と提言した。

ライターコメント

後日の取材で重白教授は、「バッドエンドを見終えた直後の精神的負担は、戦場にいる兵士と同程度のストレスである可能性があります」と持論を展開。ただし、「もちろん科学的根拠はありません」と付け加えた。さらに、「もし本当にストレス値を測定する実験を行うなら、誰かにバッドエンド作品を最後まで見てもらわなければならない。それは倫理的に難しいでしょう」と語り、研究の実施には慎重な姿勢を示した。