ハリソン大学研究所は今日未明、マウスを用いた3か月間の観察実験の結果、「マウスはかわいい」という結論に至ったとする研究成果を発表した。
研究チームは、白色の実験用マウスに十分な食事と水を与え、運動用の回し車を備えたケージで飼育。健康状態や行動、生活リズムなどを3か月にわたって継続的に観察した。
研究では、食事をする様子や回し車で運動する姿、巣材にもぐり込んで眠る行動などを詳細に記録。その結果、多くの研究員から「愛らしい」「観察によって仕事の疲れが和らぐ」といった感想が相次ぎ、最終的に研究チームは「マウスはかわいい」という結論に至ったという。
担当研究員は「実験開始当初はあくまで客観的な観察を心掛けていました。しかし毎日世話を続けるうちに少しずつ愛着が湧き、気付けば全員が名前で呼ぶようになっていました」と振り返る。
3か月の観察の結果、普通に過ごしたマウスは普通であったが、研究員のストレス値を測定したところ、研究員ほぼ全員のストレス値が軽減していることが明らかになった。
取材班がマウスの名前について質問すると、研究員は一瞬笑みを浮かべたあと、「その件は機密事項です」と回答。さらに「現在すでに家族の一員のようになっており、プライバシーの問題に関わるので」と説明し、それ以上の言及は避けた。
一方、この研究について動物行動学の専門家は、「長期間にわたり世話をした動物へ愛着を抱くこと自体は珍しい現象ではない」としつつ、「今回の研究は、そもそもの目的は一体何であったのか、一定の学術的意義があったのか疑問が残る」と冷静な見方を示している。

